経営戦略基礎講座【SWOT分析】

 

経営戦略を立案する方法として、企業の外部・内部の環境を分析するSWOT分析があります。これは経営環境を内部資源からの影響と外部環境からの影響に区分し、更に好影響をもたらすものと悪影響をもたらすものに区分してマトリックスを作成し、それにより、自社の経営環境条件を明確にします。

@ 強み(SStrengths):自社の内部資源の強み

A 弱み(WWeakness):自社の内部資源の問題点

B 機会(OOpportunities):成長の機会

C 脅威(TThreats):外部環境からの自社にとって望ましくない状況

 

なぜ、SWOT分析が必要とされるのか。それは、自社の経営ビジョン・経営理念・経営方針を受けて自社が抱えている経営課題、競合企業等からの参入の脅威及び将来の経営環境の変化に伴い遭遇する経営課題を明確にするために外部環境の分析を行い、経営環境の変化を分析し自社の内部資源の分析を行って内部環境と外部環境の両者を対比する為に用います。

 

SWOT分析

 

 

 

 

 

 

 

 

外部環境

 

 

 

 

成長の機会(Opportunities)

 

     メンテナンスニーズの増加

     環境対応型市場拡大

強み(Strengths

 

     技術者が優秀である

     一貫生産対応から施工まで可能

 

 

 

 

 

脅威(Threats)

 

     新たな競合が参入

     官庁予算圧縮

弱み(Weakness)

 

     クレーム手直しが多い

     現場技術者の高齢化

                                  潟ーマスブレーン